概要

水産実験所の概要

水産実験所は浜名湖湖口に近い弁天島乙女園にある.面積20,000m2の敷地に,研究棟, 実験棟,飼育等,学生宿舎等計10棟が配置されており,屋内外あわせて100面以上,最大100m2までの飼育実験水槽があるほ か,浜名湖を対象としたフィールド研究にも対応できる施設・設備を備えている.


沿革

1911年 東京帝国大学水産学科創立.
1936年 愛知県知多郡旭村日長に水産実験所設立.
1937年 愛知県渥美郡泉村伊川津に水産実験所設立.
1970年 両施設を統合,現在の場所に移転.
2000年 大学院化にともない東京大学大学院農学生命科学研究科附属水産実験所となる.

主要施設・設備

水産実験所配置図

実験飼育水槽

給水設備

船舶・自動車

科学機器・実験設備

水産実験所での教育

実習

大学院講義・演習

大学院講義・演習

社会的活動

浜名湖をめぐる研究者の会

浜名湖と周辺地域の様々な研究情報の交流の場として,毎年12月に開催.大学,自治体,民間の研究機関,高校の生 物・科学部,在野の研究者など様々な方が参加する.

自然科学公開講座

専門的で高度な内容を分かりやすく,という趣旨で,地元舞阪町と協同で開催.毎年その道の第一線で活躍している研究 者に公演を依頼している.

浜っ子チャレンジクラブ

舞阪町主催の小学生向け生物観察会への協力も数年毎に行なわれる.

利用者

水産実験所は上記のような施設,設備を利用した研究,教育の場として,学内外を問わず,多くの方々に利用 されている.利用者数推移 の図に示したように,近年急速に利用者が増加し ており,受け入れ態勢のさらなる充実が求められている.